福岡 博多区 O様 雨漏り修理 増築により雨漏りするようになった。 バルコニー防水工事 事例

雨漏り調査・雨漏り修理レポート

1.2020年2月15日

雨漏り診断

博多区の戸建て住宅です。ホームページより調査のご依頼頂きました。天井とサッシ付近の2箇所雨漏れがあるとの事で

2.2020年2月15日

雨漏り診断

ご自宅の一階部分を20年以上前に増築され、それ以降から台風時など雨風が強い時に雨漏りする様になったそうです。

3.2020年2月15日

雨漏り診断

雨漏り発生箇所の真上にあたるバルコニーをチェックしていきます。

4.2020年2月15日

雨漏り診断

雨水の侵入箇所と思われる所に散水試験をして様子を見てみます。

5.2020年2月15日

雨漏り診断

まず外の天板辺りから雨漏りが発生し始め

6.2020年2月15日

雨漏り診断

10分後、室内にも漏れ始めました。

7.2020年2月15日

雨漏り診断

上部サッシより雨漏れが発生し、床にまで流れ出てきます。

8.2020年2月15日

雨漏り診断

雨漏りの再現ができたので、もう1箇所の雨漏り発生箇所も散水試験を行います。

9.2020年2月15日

雨漏り診断

2箇所目も同様のパターンで雨漏りが発生しました。今回の雨漏り調査で、原因はサッシ周辺の防水処置に問題がある事が分かりました。

10.2020年2月15日

雨漏り診断

暮らしを快適にする為に行った増築工事が原因で雨漏りするなんて…当時工事を請負った業者は雨漏り原因が分からずサジを投げたそうです。

11.2020年2月15日

雨漏り診断

雨漏りの原因は、冷静に根気強く、建物の構造を良く考えて調査すれば解決出来ます。今回は施主様と御相談の上、バルコニーの防水をやり直す事にしました。

12.2020年3月5日

バルコニー防水工事

まずは既存の防水材を撤去します。

13.2020年3月5日

バルコニー防水工事

カッターで切れ込みを入れ、皮すきをハンマーで叩きながら剥がそうとするも手に負えず^^; 防水材が何重にも塗り重ねられ、厚みがあるとこで1㎝以上もありました。

14.2020年3月5日

バルコニー防水工事

電動スクレーバーや削岩機を使って剥がそうとするもなかなか剥がれず大変です(^^;;

15.2020年3月5日

バルコニー防水工事

何とか頑張って剥がしていき、防水材を全て剥がすと、素地の床が濡れていました。雨水が防水材の裏に回り込んでたみたいです。

16.2020年3月5日

バルコニー防水工事

結構な量の雨水が入り込んでいました。ここから下のお部屋に雨漏りしていた様です。

17.2020年3月5日

バルコニー防水工事

サッシ下は本来隙間が空いて無いといけないのですが、ビッシリと防水モルタルが詰めてありました^_^; これも雨漏りの原因になるので削岩機で撤去します。

18.2020年3月5日

バルコニー防水工事

撤去を進めていくと、防水層に大きな亀裂がありました。床も濡れていた為、防水材の裏に回り込んだ雨水が、バルコニー床のクラックを伝って下のお部屋に雨漏りしている事が判明しました。

19.2020年3月5日

バルコニー防水工事

大きなクラックが全部で4箇所ありました。やはりクラックのある位置も雨漏り発生箇所と合致します。

20.2020年3月5日

バルコニー防水工事

初日は2人、次の日は4人で半日かけて解体しまいた。

21.2020年3月6日

バルコニー防水工事

分厚いカーペット並の防水材は全て撤去しました。

22.2020年3月6日

バルコニー防水工事

サッシの下のモルタルも全て撤去しました。

23.2020年3月6日

バルコニー防水工事

素地にプライマー処理を施し、乾いた後にクラックの隙間埋めをして、補強布を上に貼ります。

24.2020年3月6日

バルコニー防水工事

次にウレタン防水材を塗布します。これを2回繰り返し

25.2020年3月6日

バルコニー防水工事

最後にトップコートを塗り仕上げます。

26.2020年3月6日

バルコニー防水工事

全部の工程を終え完成です。これで20年も続いた雨漏りの悩みは全て解決です⭐︎今回の様な雨漏りケースは、通常の雨では雨漏りしません。特定の条件が無いと漏れない為に、こういうケースはついつい軽く見過ごしガチですが、気付いたらいつの間にか雨漏りが酷くなっていて、天井が腐って落ちてきた‼︎室内の柱が腐っていた‼︎壁紙が一面カビだらけに‼︎とかの大惨事になります(^^; 構造上簡単に修理出来ない箇所もあるので出来るだけ早めに対処して下さい。