佐賀県 N様邸 九州豪雨での雨漏り被害 壁際の谷板金の交換を行う屋根修理 棟瓦葺き直し
雨漏り調査・雨漏り修理レポート
1.2021年8月16日
雨漏り診断
佐賀県にお住まいのN様より、8月14日の九州豪雨で再び雨漏りが起きたとご連絡を頂いたので、すぐに伺わせて頂きました。以前に雨漏りが発生した場所とは違うようです。
2.2021年8月16日
雨漏り診断
念の為、前回工事を行った部分に散水試験を行いましたが、異常は見られませんでした。
3.2021年8月16日
雨漏り診断
よくよく調べてみると、谷板金の劣化と壁際の納め方に問題がある様です。
4.2021年8月16日
雨漏り診断
お客様とご相談の上、今回は壁際の谷板金の交換工事と棟の葺き直し工事を行うことになりました。
5.2021年8月16日
谷板金とは
屋根の形状的に瓦が伏せることが出来ない部分に取り付ける板金部材です。このお宅では、壁に雨水が侵入しないようにする役割も担っています。
5.2022年1月24日
板壁撤去
板壁の内側に板金が入り込んでいるので、まずは一時的に板壁を撤去します。
6.2022年1月24日
板壁撤去
工事が完了するまで、雨が降り込まないようプラベニヤで養生します。
7.2022年1月25日
瓦工事
棟を解体します。
8 .2022年1月25日
瓦工事
棟解体完了
9.2022年1月25日
瓦工事
新しく防水シートを張ります。
10.2022年1月25日
陸谷板金
板壁と付近の瓦もいったん取り外して、既存の板金材を全て撤去したあとに防水シートを張ります。
11.2022年1月25日
陸谷板金
陸谷板金を取り付けました。
12.2022年1月25日
陸谷板金
谷板金から流れてくる雨水が雨トイに落ちる様に調整します。
13.2022年1月25日
陸谷板金
壁際の谷板金取り付け完了です。
14.2022年1月25日
陸谷板金
先に撤去した瓦と板壁を復旧します。
15.2022年1月25日
瓦工事
棟部分の桟瓦を葺き、南蛮漆喰を盛ります。
16.2022年1月25日
瓦工事
棟瓦を葺き、工事完了です。
17.2022年1月25日
工事完了
複雑な形状の瓦屋根には、谷板金が必ず取り付けてあります。 瓦に流れる雨水が集約される箇所になるので、部材が痛んで穴が空いていたり、収め方が悪いなどあれば、豪雨などの時には 特に雨漏りする危険性が高まります。
谷板金があるお宅で、部材に腐食などの症状が見られる場合は雨漏りがしていなくても早めの交換をお勧めいたします。