2021年9月8日
福岡県篠栗町にある西日本環境整備株式会社様の会社建物です。
2021年9月8日
建物の南面の壁に沿って天井に雨水が来た形跡がありました。
2021年9月8日
設けてあった点検口から天井裏を確認して見ると、かなりの量の雨水が侵入した形跡がありました。
2021年9月8日
屋根の上です。古めの折板屋根です。
2021年9月8日
軒先の折板屋根に、穴を開け、そこから雨水を落とすようになっており、雨樋が見えないように折板屋根で隠した形になっています。
2021年9月8日
イラストで表すとこうなります。雨水が内部の鉄骨を伝い、室内に漏れ出るリスクがあります。また、樋にゴミが詰まった場合、オーバーフローする危険性もあります。
2021年9月8日
内部を点検するため、破壊調査を行いました。見てみると折板に穴が空いていました。
2021年9月8日
内部の状態です。同じ位置での、谷新設では改善が望めないため、新たに鉄骨の上に雨受けを作って、 折板屋根をカバーする工事のご提案させて頂きました。
2021年9月8日
また、既存の折板の落とし口では、折板裏面のペフが雨水を吸い込み、建物内部へ雨水が流れ込む恐れがあります。折板裏面に干渉しないように施工する必要があります。
2022年3月1日
建物周りがとても狭く、足場を組みにくい状況でしたが、なんとか足場を設ける事ができました。
2022年3月2日
既存折板の軒先部分をカットします。
2022年3月2日
カットした部分を撤去します。
2022年3月2日
ドレン周りをカットし切り離します。
2022年3月2日
撤去完了です。
2022年3月2日
軒先面戸を取り付けます。万が一雨水が遡りしないように防止するための物です。
2022年3月2日
既存の軒先に、新たに設けた雨受けを固定する為、下地アングルを取り付け、それに木板を張ります。
2022年3月2日
この木に雨受けを固定します。
2022年3月2日
雨受けを取り付けます。同時に落とし口ドレンも取り付けます。
2022年3月2日
2022年3月2日
雨受けを順に設置していきます。
2022年3月2日
排水ドレン管を既存の管に接続します。
2022年3月2日
雨受けの設置工事完了です。
2022年3月2日
折板ボルトを取り付けます。
2022年3月3日
新規折板屋根材をクレーンを使い屋根に荷上げします。
2022年3月3日
新規の折板屋根材を張っていきます。
2022年3月3日
折板にカバーしたことで、屋根材の高さが少し上がったため、パラペット部分を延長します
2022年3月3日
通り全てを延長工事しました。
2022年3月7日
笠木板金を取り付けます。
2022年3月7日
2022年3月7日
板金継ぎ目へコーキングを充填します。
2022年3月7日
工事完了です。
2022年3月7日
折板屋根カバー工事・雨受け新設工事完了しました。今回のケースでは、見えないところで雨漏りが発生していた為、雨仕舞いの専門家でないと、雨漏り原因を特定するのは非常に困難です。こういった難解な雨漏り事例も、当社は得意としています。 何度やっても雨漏りが治らない、雨漏り原因が見つからなくてお困りの方はいつでもお気軽に当社へご相談下さい。